当院のご案内

令和8年4月よりたまの病院長を拝命いたしました田端と申します。
令和7年1月の開院時には病院統合による混乱もございましたが、開院から2年目を迎えようやく新たな病院として安定した病院運営ができるようになりました。
当院は、「玉野に暮らす命は、玉野の地で守る」を理念とし、予防医療をはじめとして急性期から慢性期、在宅に至る切れ目のない診療を地域に提供することを使命(ミッション)とします。
予防医療の面では、健康に関する情報提供、住民健診を積極的に行い地域の皆様の健康増進、加齢によるフレイルの予防に取り組みます。また、玉野市・岡山大学病院との連携事業であるゲノム解析を活用した健康づくりプロジェクトに参画しており、疾病予防に関する最新の知見を地域の皆様にお届けしたいと考えております。
診療面では、人口減少と高齢化が進む現代で、地域の皆様が健やかに、心豊かに暮らせるよう救急医療や入院治療はもちろんのこと、リハビリテーションや在宅医療の充実を進めてまいります。救急の患者さんを積極的に診療し早期に元の生活に復帰できるようにすること、高齢の方が自宅や介護施設で重症化する前に対応できるよう玉野市や近隣医療機関・介護施設との連携をすすめていくことが当院の役割であり目標(ビジョン)だと考えています。
近年地方都市の病院では、医師・看護師をはじめとする医療スタッフの人材不足が最も深刻な課題の一つとなっていますが、隣接する岡山市や倉敷市の高度急性期医療機関との役割分担と連携、さらに地域の医療・介護施設との密な連携をすすめ、地域の皆様と一緒に安心して暮らせる玉野の街づくりに貢献できるよう職員一同全力で取り組んでまいります。どうぞ、宜しくお願い致します。
私事になりますが、前職の岡山大学病院では進行がんの薬物療法、緩和支持医療、ゲノム医療に長く携わってまいりました。近年のがん医療の進歩はすさまじく、かつての不治の病も慢性病の一つとして認識される時代になってきていますが、長期にわたるがん治療は体力的にも経済的にも負担が大きく、大学病院ではなく地元で治療を継続できないかとの相談を頂くことが稀ではございませんでした。この度ご縁を頂きたまの病院で勤務することとなりました。もし玉野地域でがん薬物療法、緩和支持療法の継続を希望される方がいらっしゃいましたら、少しでもお役に立てることができれば幸いです。
たまの病院 病院長
田端 雅弘