禁煙外来
ご挨拶
喫煙は、肺気腫や肺がんといった肺の疾患のみならず、喉頭がん・食道がん・膵臓がんなど多臓器がんとの関連も証明されています。さらには、脳梗塞・心筋梗塞などにつながる動脈硬化を進行させます。最近、紙巻タバコから、電子タバコや加熱式タバコに変更している方が増えていますが、健康面でのリスクが解決したわけではないとされており、むしろ禁煙率が3割低下するとの報告もあります。さらに、受動喫煙の問題は変わらずあります。1日でも早く禁煙をしましょう。
診療内容
禁煙外来は完全予約制です。
禁煙治療は、初回診察に加えて、初回診察から2週間後、4週間後、8週間後、12週間後の計5回で構成されています。
ニコチンパッチは8週間使用し、残りの4週間はニコチンパッチなしで禁煙を継続します。
禁煙を始めて2、3日はニコチン切れのイライラやストレスなどの離脱症状が現れますが、医療用禁煙補助薬を使うことにより、離脱症状を和らげることができます。また医師・看護師・薬剤師が、一人一人に合ったサポートを行いながら禁煙治療を成功に導きます。
主な対象疾患
ニコチン依存症